大人になって仕事をするとき、年間計画を作り、目標設定をすることは
当たりまえの事になっています。
我が社でもISO9001を運営する中で、目標管理表を作り、実行を進めています。
しかし実際のチームを運営する中で、計画を作っただけ、
つまり「計画倒れ」になることが多いです。
これは大人になっても計画を作り、実行することが苦手な人が多い、という事です。
特に苦手なのが「逆算」です。
目標値からの逆算した月計画、週計画、日の計画が作れないので
「今日の予定をこなし、時間が余れば目標の○○を行います」といった
毎日を送り、結果的に「計画倒れ」となる場面に良く出くわします。
さらに、問題が起きると実行不能、挽回不能なギリギリの予定を立てるので
目標値を下回ってしまうのです。
ですので、計画を立てるときは
・前半で6~7割終わる計画にする
・挽回できる余裕を持った日程にする
・毎日、毎週振り返る(出来ればチームで)
これらがとても大切です。
もっと言えば、自分に自信が無い傾向にある人は、「目標を低めに設定」して
自分で計画したことをキチンと目標達成できる自信をつけることも、自身の
成長に繋がります。
大人になってからの成長差は個々でびっくりするほど違います。
この計画と逆算を身に付けるだけで、自分の人生が大きく変わりますので
我が社でも皆に身に付けて欲しいスキルとして、教育を続けていっています。