巧遅より拙速。そして場づくり。

南宋の謝枋得という人が書いた「文章規範」では
”時間の限りがある科挙試験の中では拙い文章の方が上手くて遅い文章よりも
大事である。”という意味で「巧遅よりも拙速」とうたっています。
※孫子の兵法で言っている、という文は間違い

現代ではトヨタで「カイゼンは巧遅よりも拙速」という「行動」を大事にした
言葉が大切な価値観とされています。

時間の限りのある中で成果を出していくとき、
チームとしてはこの「巧遅」ではなく「拙速」を価値観としなければ
なりません。

我が社でも工場長が各現場での改善活動の結果を出来るだけすぐに
『改善発表』として、毎日の昼礼や週1全体昼礼の場で各改善メンバーが
発表する場を作ってくれています。

改善もさることながら、改善発表もカッコいいプレゼン、つまり巧遅ではなく
拙速でもどんどん「発表する」、「周知する」、「承認する」場として
チームの力が最大限発揮されていると感じています。

興味のある方は是非工場見学しに来てください!(^^)/

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